Tuesday, April 15

クラウス……R.I.P.


やや旧聞には属するのですが、悲しいお知らせです。

09号の「NWSPRNT」コーナーでは、注目のエレクトロニカ・デュオとして、サヴトレ(sub-tle.)と、そのデビュー・アルバムを紹介していますが、彼らにとっての重要なメンターと言えるクラウス・ディンガー(クラフトワーク〜ノイ!〜ラ・デュッセルドルフ)が、3月21日に急逝されました。

あのブライアン・イーノをして「70年代には3つの偉大なビートがあった。フェラ・クティのアフロビート、 ジェイムズ・ブラウンのファンク、そしてクラウス・ディンガーのノイ!ビートだ」と言わしめた、その偉大な才能に改めて敬意を表し、心からご冥福をお祈りしたいと思います。

なによりも、突然の悲劇を目の前にしてしまったサヴトレのふたりの心中は、察するに余りあります。彼らの見事なアルバム『pre_mary』の裏ジャケットには、クラウスの最後のコトバとなったメッセージが自筆で載っており(写真)。そこには、彼らへの期待の大きさが溢れています。5/14(水)の来日ライヴ@下北沢BASEMENT BARでは、サヴトレのふたりにぜひ元気な姿を見せてほしいと思います。(編集部 I)

ラ・デュッセルドルフ公式HP

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